
TVキャスターで活躍中の鳥越俊太郎さんも、iipのインターンシップにて、 USAペンシルバニア州の新聞社から招かれたことががきっかけで大きく羽ばたかれた一人です。
(1982/11〜1983/11に参加)
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アメリカ人も同じ人間。 それを実感できたことが大きな収穫だった。
外国を知るためには、 やはりその土地に住んでみないとわからないと思うんです。でもそう思った時、僕はすでに記者だったので、 留学という社会から隔離されたキャンパスで学ぶスタイルではあまり意味がないと感じていました。 そんな時にこのプログラムを知り、ペンシルバニア州の小さな新聞社へ。42歳の時でした。
英語は大学受験以来だったので、 週1回のコラムを書くときには、部屋にこもって辞書と格闘していました。でも、 まわりがアメリカ人ばかりだと慣用句や英語的表現は自然と身についていきましたね。9ヶ月間を過ごして感じたことは、 結局平凡なことだけど、アメリカ人も同じ人間だということでした。 帰国後は仕事の幅も大きく広がりTVキャスターも務めることに。
このアメリカでの体験が僕の人生の後半戦に新しい道を開いてくれることになったのです。